三輪山に行ってきました。正式には、三輪明神 大神神社(おおみわじんじゃ) というそうです。その起源が「古事記」や「日本書紀」にも記載されている由緒ある神社だそうです。お正月に参拝すると大変なので、前倒し(今日は2023年12月30日)しました(笑)
檜皮葺といって、ヒノキの皮で仕上げる伝統的な屋根の工法です。ヒノキの表面が苔むして、草屋根っぽくみえますね。
建物の屋根部分の構造体を小屋組みといって、その仕上げ材料が瓦であれば「瓦葺」、古民家のような「茅葺」屋根はススキ、ヨシ、ワラなどで葺かれています。
「土」で葺いているといえなくもないですが…小屋組みの上をしっかり防水して土をかぶせて芝生や草花を植えるので、葺きかたの種類というよりは、屋上緑化という考えでしょうか…
これは衣掛杉(ころもがけのすぎ)と呼ばれる杉の株だけが保存されているところを覆うあずまやで、これも檜皮葺です。
ここは狭井神社という所の屋根で立派な唐破風の屋根を間近に見ることが出来ます。また、奥には「薬井戸」があり、「御神水」がいただけます。
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さて、三輪明神巡り、いかがだったでしょうか?私は年に2~3回くらい行きます。たくさんの社がありますので、屋根に注目して参拝されても良いかと思います。では良いお年を!
20231230
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